今回お邪魔したのは、JR弘前駅から程近くにある『山唄』
津軽三味線のライブを聴きながらお食事ができる地元では有名なお店。
今回オーダーしたのは3500円のAセット。
メニューはセットメニューの他に、単品の郷土料理もありますが、
初めて行く方や大勢で行く方はセットメニューの方がいいと思います。
セットメニューにはライブ料金も含まれています。
新鮮なイカのお刺身は
これで1人前?というくらい多めで驚きました。
その他ニシンの焼き物、豚の串焼きなど
郷土の味が堪能できる内容に大満足!
特に旬の山菜料理は津軽の夏には欠かせません。
夏になると昔からどこの家庭でも食べられているのではないでしょうか?
シャキシャキとした歯ごたえが特徴の「ミズ」
実家でもよく作りますが、さっぱりして大好きです。
「ふき」の煮付けも津軽では母の味です。
津軽の味付けは濃い、と言われがちですが
そんなことはなく、肉厚のふきに味がしっかりしみていて日本酒とよく合いました。
ひとくちサイズのちっちゃい俵のおにぎりが3つ。
それぞれにまぶしてあるものが違うので、あっという間に食べてしまいました。
飲み物はせっかくなので日本酒を。
豊盃を常温で。
お米の甘味がふくよかに香って
冷酒ともぬる燗とも違う味わいで美味しかったです。
津軽よされ節や津軽じょんから節など、聴いたことのある曲を演奏してくれました。
小上がりの方からはあいの手が聞こえてきたりと、ライブならではの一体感。
プロの演奏はとても力強く、迫力がありました。
バチの後ろの方で弾いたり、ギターを掻き鳴らすような弾き方をしたり、
まるでロックギタリストのようでした。
民謡の歌い手さんも数々の賞を取られている
民謡界では大変有名な方らしく、貫禄がありました。
小上がりにいらした方は栃木から出張できていたらしく、
「津軽三味線を聴けると勧められて来たけど
あんなプロの方の演奏を聴けるとは思わなかった」
と感激していました。
観光で弘前においでの方にはもちろん
地元に住んでいる方も、地元の伝統芸能に触れる機会は
ありそうでなかなかないのかもしれませんが、
たまには地元の伝統芸能を気軽に堪能するのもオススメです。
定休日:月曜日(変更の場合あり)