ジャズが流れるゆったりとした店内は、何と！限定６席のみ！
親方曰く、「ひとりでやるのにこれ以上は無理」なのだそうです。

え～？って思いましたが、本日お食事をいただく中で、”その意味”がよ～く分かりました！

【するめいか】

まず最初にいただいたのは、するめいか。
丁寧に刻みが入っているので、シャリとするめいかが口の中で溶け合います。
煮切りタレ付きなので、そのままパクリ！美味しいっ！


【タコの桜煮】


タコがトロっと口の中でほどけます。
ほどけたタコとシャリと煮切りタレが絶妙のコンビネーション！

そして・・隠し味はゆず！！！初体験のこのお味！次の来店時もリピート確実な一品です。


毎日変わる「本日の小鉢」
ほとんどの小鉢のお値段３００円！

本日の小鉢
【タイのかぶと煮】
甘過ぎず、辛過ぎず。旨みたっぷりでお酒のお供にピッタリな一品でした。


【アジ】
「わさびにしますか？しょうがにしますか？」
好みもちゃんと確認しつつ、煮切りタレ付き。
しょうがでいただきました！ホント美味しい！


【タイの昆布まき】


帝国ホテル老舗江戸前鮨「なか田」で修業してきた親方ならではの一品！
タイを昆布で巻き４日漬けこみ熟成させた旨みたっぷりの深～いお味！言葉になりません！


【お通し】
本日のお通しは、お醤油ベースの小松菜のしめじ合え。


【カナガシラの南蛮漬け】

本日の小鉢の中にある「カナガシラ」が気になって尋ねたところ、親方は早速、魚辞典を開いてくれました。
「形がないから・・固い頭っていう意味なんですよ」

カナガシラを揚げて南蛮酢醤油で甘辛く漬けた一品。
自宅では作れない手の込んだ酒の肴です。


【コハダ】


こんな小さなコハダを見るのは初めて！
コハダは小さければ小さいほど、お寿司に合うそうです。

こちらのコハダも口の中でホロっとほどけます。
隠し味の桜でんぶとしょうがと煮切りのアンサンブル～！！うまっ！


【甘えび・たまご】

大好きな甘えびは新鮮プリプリ美味！
そのままでも美味しい甘えびは、もしかしたらどこでも食べられる味かもしれないけれど、この”手造りたまご”は、なかなかよそでは食べられない熟練の技が詰まった”深い”お味！

１０００円の浜寿司コースでも、２貫ずつ出されるそうですよ～！


【日本酒】

神奈川県丹沢山　魚々っと
サラっとした甘めの純米酒。

日本酒には「金」が合います。ゴージャスというよりもまさに「粋」でお上品～♪


【かんぴょう巻き】

締めに、かんぴょう巻きをいただきました。
「わさび入れときました。かんぴょうたっぷりで味が濃いめなので醤油はいりませんよ」
一見無愛想な親方の言葉はいちいち優しい。
お値段も優しい。

こちらのかんぴょう巻き１本分２００円！


【お吸い物】

そして、もれなくサービスというお吸い物が出されてきました。
塩ベース昆布ダシと大葉と海老のダシの効いたお吸い物。ほっこりなお味。

ネタ箱のほっき、うに、ほたては次回のお楽しみに。。（次回のネタは全く変わってるでしょうけど・・）



今までお寿司をいただく時、醤油を付けすぎて「しょっぱい」って一度は思う瞬間があったのですが、煮切りタレ付きのお寿司は「しょっぱい失敗」がない！

今回、結局、醤油皿を使うことはありませんでした。ＡＬＬ、煮切りタレ付き！
一見無愛想に見える親方の心遣いと優しい仕事が随所に詰まった贅沢なひとときでした。

本当に素晴しく美味しかった～！ご馳走様でした！！
八戸市の郊外にある本格派江戸前鮨屋「鮨　まつさか」！！ 次は誰と来ようか、リピート確実！本当に素敵な優しいお店ですよ！