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「十二湖への旅3 ブナの自然林」
十二湖の名所として、引き込まれるようなコバルトブルーの池「青池」が有名です。
◆青池についての記事はこちら
今回は隠れた名所「沸壺の池」をご紹介します。
森の物産館キョロロの出発点から遊歩道で鶏頭場の池へ向かい
青池の前を過ぎてブナの自然林を通り抜け、右に曲がっていくと見えてきます。
十二湖散策マップのおすすめウォーキングコースに入っています。
看板が立ち、沸壺の池まであと少しです。
着きました!
青池に負けず劣らずの美しい色をしています。
青池よりもややグリーンがかった色で透明度が高く、その場を離れられない美しさです。
この澄んだ色!
池の底が見えるほど透明で、所々がエメラルドのようにキラキラしています。
湖に見える「木」は、湖面に映し出されたのではなく、湖の中で生きています。
上から射す太陽の光がまた幻想的な雰囲気を醸し出します。
青池と違った魅力を持つ沸壺の池に癒され、時間を忘れて眺めていたくなります。
次に「十二湖庵」という茶屋に行きましょう。
看板に従って歩いていきます。
茶屋に到着すると、「平成の名水百選」に選ばれた沸壺池の清水があり
手を洗ったり、飲んだりすることもできます。
湧き水はこの上流、沸壺の池から流れてきたキレイな水です。
十二湖庵では、湧き水で淹れた抹茶を飲ませてくれます。
中に入るとベンチと縁側に赤い布(毛氈-もうせん-)が敷かれ
まさに茶屋という感じがしますね。
早速お抹茶をいただきましょう!
お茶と、ころんと可愛い砂糖菓子が来ました。
美味しそうです。
茶屋からは、「落ち口の池」が眺められます。
秋には、紅葉した景色が見られるそうで、それがまた絶景だそうです。
想像しただけで、癒されます。
心が落ち着く、穏やかでゆったりとした時間が流れます。
茶屋の中には訪れた方が感想を書くノートが置いてあるので
十二湖庵でお茶をいただいたら一筆したためていってはいかがでしょう。
十二湖へ行った際には、「青池」だけでなく「沸壺の池」も是非見てみて下さい。
■青森県で紅葉を楽しむならこちら
定休日:水曜日