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[2023年12月追記]
ピッツェリア トラットリア マーレルナは、2023年11月30日(木)をもって閉店しました。
以下のリポートは、2014年9月当時のものです。
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今日は青森市にあるイタリアン。マーレルナにお邪魔しました。
中に入るとさっそく目に入ったのが赤々と燃える大きな薪窯。
こちらの窯は本場ナポリから取り寄せたそうです。
お昼のコースは2,600円のPranzoA(デザート付きは3,000円)と、4,800円のPranzoBがあり
私はデザート付きの3,000円のコースにしました。
メニューの中から、お好みのピザかパスタを選べるそうなので、私はパンチェッタとモッツァレラとローズマリーのピザ。
ピザはさすが、薪窯で焼き上げられたピザです。
スモークされたような、薪の香ばしい香りをまとった熱々の生地は絶品です。
トマトソースは割りとあっさりめですが、パンチェッタなどのトッピングが引き立ち、ちょうどいい塩加減です。
個人的には周りの耳が香ばしくておいしかったです。
自家製の薪窯焼きのパン。
白神こだま酵母や北海道小麦、イタリア産の天然塩などを使い、素材にもこだわっています。
パンはフランスパンほど固くなく、噛めば噛むほど味が出るような大変おいしいパンでした。
油脂やイーストフード無添加と、ヘルシーで体に優しいのも嬉しいですね。
続いてパスタ。
私の所にもパスタが運ばれてきたので、あれ?と思っていたら、二皿に取り分けてお持ちしましたとのこと。
もちろん最初から二人で取り分けて食べる予定でしたから、このサービスには感動です。
こうして欲しくても、なかなか言い出しずらいですもんね。
白貝とアサリの白ワイン風味のスパゲッティーニ
白貝とアサリのパスタはアルデンテに茹で上げられていて、貝のだしが非常によく出ていました。
白貝は初めて食べましたが、大きめの貝でコリコリとした食感も良くおいしく頂きました。
前菜は生ハムとルッコラのサラダ、嶽きみのスープ、野菜のピクルス、
さんまのマリネ、じゃがいもとチーズのキッシュでした。
さんまは新鮮で臭みもなく、さっぱりと頂けました。
上に乗せられているグレープフルーツがおしゃれですね。
スープは程よく温められていて、嶽きみのやさしい甘さがほっとする一品でした。
生ハムは塩気が少し強いですが、パンと一緒に頂いたらとてもおいしかったです。
キッシュはパイ生地がサクサクで、マリネはミズ等の変わったものも入っていました。
この辺でもうすでに満腹でしたが、デザートは別腹。
パッションフルーツのパンナコッタとバニラのジェラートです。
見た目も可愛らしい盛り付けです。
小さな焼き菓子が、かわいい木のお皿に乗って運ばれてきました。
柚子のギモーヴ、もうひとつはサクリスタンというパイの焼き菓子です。
柚子のキモーヴはマシュマロのようでマシュマロでない、新食感のお菓子でした。
やみつきになりそうなフワフワ感です。
レジの前では手作りの焼き菓子やパンも販売しています。
カジュアルな雰囲気なのに、出す料理にはシェフの強いこだわりを感じるこちらのお店。
特に薪窯で焼くピザは絶品です。
ただ、お昼一番安いコースでも2,600円と少々高めです。
単品では1,000円~ありますが、ランチセットで千円台であれば嬉しいですね。
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定休日:毎週月曜(祝日の場合翌火曜) 第三火曜