★弘前バル街VOL.13 参加店★
フレンチの街・弘前で20年続く老舗レストラン、ポルトブラン。
ここで、何人の笑顔が生まれたんだろう。
今回オーダーしたのはフルコースがハーフポーションでいただける、
お得感満載のランチコースB。
すぐに前菜が運ばれてきました。
前菜は津軽鶏の香草風味、ベビーホタテのマリネ、サーモン。
津軽鶏はしっとりと柔らかい。
香草もほんのり香る程度で、鶏肉の甘みが引き出されていました。
ベビーホタテのマリネは、しっかりとマリネされているのに、生のジューシーさが残っていました。
カレーのような香りがフワッと鼻から抜けていきます。
サーモンは、中心にマッシュポテトのようなものが巻かれており、サーモンがソースの様な役割を果たしていました。
お野菜にかけられたドレッシングも美味しかったなぁ。
パンは外側はパリッと香ばしく、中はモッチリと弾力がありました。
パリッといい音を立てて割ると
小麦のいい香りがして、それだけで嬉しくなっちゃいます。
カボチャのクリームスープ。
見るからに濃い!
スプーンを入れると、まとわりついてくるような感じ。
「飲む」というより「食べる」スープと言ったほうがいいかもしれません。
ポタージュを飲む時いつも思うんですが
家で作っても あの濃厚な風味が出せたら最高なのに。
メインは本ますのパン粉つけ焼きと、若鶏のリンゴジュース煮。
本ますは、皮をカラメリゼしてあるかのようにパリパリで、ほんのり甘みがありました。
ソースがしょうゆベースの様な感じなので、皮の甘みがちょうどよかったです。
身もふわふわと柔らかく、優しい味でした。
チキンはソースの色を見たとき、もっとバターソースのような
濃いめのソースなのかなと思いきや意外にあっさりしていました。
口に入れた瞬間、フワッとリンゴの爽やかな甘みが口の中に広がります。
リンゴジュースって、ソースになるんですね!
豚肉にマーマレードのソースとかもあるから、お肉と果物って相性がいいんだなぁと再確認。
最後はデザート。
チョコレートケーキとホワイトチョコのムース、そしてココナッツのシャーベット。
チョコレートケーキはしっとりと柔らかく、ねっとりと濃厚で、
生チョコのように口の中でスッと溶けていきました。
ホワイトチョコのムースは、キメが細かく、ふんわりというよりもっちりとしたムースでした。
ホワイトチョコ特有の甘ったるさがなく、とても食べやすかったです。
ココナッツのシャーベットは、個人的に一番好きでした。
アイスクリームとシャーベットの中間くらいの濃さで
ココナッツの美味しさをダイレクトに堪能できるシャーベットでした。
これはあと5個は食べれるな、と思うくらい美味しかったです(笑)
デザートがどれも濃厚なので、コーヒーの苦みが(特別苦いわけじゃない)
口の中を中和してくれ、そのたびに一口目と同じ感動が何度も味わえました。
場所も大学病院の向かいとわかりやすく、店内も落ち着いた感じで、
お料理も食べ終わって一息つくタイミングで運ばれてきたのでよかったです。
シェフは本場フランスで修行してきたとあって、ソースがそれぞれ違うテイストで
味を想像しながら食べ進めるのが楽しかったです。
今回は、スープやメインをお任せでお願いしましたが、
今度はリンゴの冷製スープをオプションでオーダーしてみたいなと期待が膨らみました。
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あおもりバル街Vol.11参加店(2018年2月25日)
定休日:日曜