2019年10月28日。黒石市が主催する、黒石産米「ムツニシキ」をPRする為の試食会に行ってきました。
お寿司に合うお米「寿司専米」と聞いただけで興味をそそられます。
ムツニシキについての概略はこちらをごらんください。
この日は、ムツニシキの生産地黒石市唯一の寿司店、寿司処 美鈴の店主が握ったお寿司が
ふるまわれました。
「美味しそうな握り寿司。。。」
写真を撮る事も仕事のひとつなのですが、
早く食べたいと思う気持ちが先行し、ピントがなかなか会いません(哀)
一通り撮り終えたところで、お寿司をいただきます。
本日はシャリとなるムツニシキが主役です。
では、ムツニシキのシャリで握られたお寿司を賞味。
まず始めに、ネタそのものの味わいをしっかりと感じる事ができます。
ネタを堪能したところで、酢飯とネタがマッチングし、
最後に、ムツニシキ、一粒一粒の食感と甘みというか旨味を感じます。
ネタから始まりムツニシキのしっかりとした一粒一粒の食感と甘みを味わって締めるこの一連の流れ。
ネタを味わっている時の時のムツニシキは、
米の食感と味わいを程よく感じるくらいで、その存在を主張せずにいるのです。
ムツニシキはあっさりとした味わいで粘り気が無い分類になると思うのですが、
寿司を味わう上で、その存在感を発揮するだけでなく、脇役にもなる事ができるお米と感じました。
ヒラメやイカなどのように、白身系のネタとの相性がよかった事。
一概に白身系のネタがあっさりとは言えませんが、
脂身の少ない魚でも、ムツニシキの味わいが主張しすぎる事が無く、
逆に脂がのったトロや濃厚な味わいのウニを食べても、
ネタに埋もれてしまわず、食べ終わりはムツニシキの底甘さで締める流れが最高でした。
これは寿司職人が、ムツニシキの特性を生かした、
ネタの仕込みをしているからなのでしょうか?
~ 嗚呼、ムツニシキの味わいを分析せず「おいしい」と純粋に味わいたい! ~
これが私の正直な感想でした。
定休日:不定休