青森県内も暖かくなって、これから行楽シーズン突入ですね。
県外から桜の季節に合わせて訪れる方も多いのではないでしょうか♪
せっかくだから、地元の料理を食べてもらいたい。
そんな時にぴったりの、
郷土料理の店 あば を紹介します。
おすすめメニューは、地元産にこだわった、郷土色豊かなメニューが多数。
こちらは特に魚介類がおいしいと とても評判のお店です。
三方海に囲まれた青森県に来たら、もう胃袋は魚介を求めてお腹ペコペコの友人とカウンターへ。
お花見シーズンに来たら絶対食べて欲しい!
湾内産ガサエビ。
一般的にはシャコですが、青森ではガサエビと言います。
お花見で広げて食べるトゲクリ蟹とガザエビは青森の春の風物詩。
出回ってくると、青森にも春が来たなと感じますね。
きちんと選ばれているのか、2尾ともしっかり子持ち。
蒸したエビにレモンを絞ってさっぱりと頂きます。やはり旬のもの。旨味が濃いです。
こちらは
金目鯛のお刺身。生と炙りの2つの味が楽しめます。
野菜の飾り切りが添えられていて綺麗な盛り付け。
新鮮で脂の乗りも絶妙。
生は身がプリプリで弾力があり、炙りはほのかに香ばしく、旨味がギュッと締まった一品でした。
お店ご自慢の
イカメンチと焼きおにぎりを注文しました。
イカメンチは青森県の郷土料理。一般的に食べられているのは唐揚げのようなものですが
あばのイカメンチはちょっと違っていて、衣のついたカツ風。
なのでサクサクとした歯触りが特徴。これを出汁につけて頂きます。
大き目で存在感のあるイカの足がたっぷりでコリコリした食感。
青紫蘇の香りが磯の風味を引き立て、イカの旨味を存分に味わえます。
おにぎりは焦げた味噌が香ばしく、どこか懐かしい味。
大将から
“ばっけ味噌”のサービスがありました。
ふきのとうの味噌炒めです。ほろ苦くて、こちらも春の味。
食べもので季節を感じるなんて贅沢だな、としみじみしちゃいました。
素朴な味の
なす焼きと
エビとホタテのグラタン。
大きな具がゴロゴロ
グラタンは少々時間がかかるようですので、早めに注文した方が良さそうです。
最後まで魚介を堪能した
郷土料理の店 あばでの食事。
情報を聞いてか、やはり県外からのお客さんが多いようで、私たちの横に座った方も福岡から来たとのことでした。
こういったお酒の席での出会いも、楽しいものです。
初めて伺いましたが、こちらのお店、20年位になるそう。
あばって、津軽弁でお母さんとかおばあさんって意味だから、そういう人が作ってるんですか?って聞いたら
そういう人はいないそう笑
名前の由来は
“おふくろの味”っていう意味らしいですよ。
大将含め4名のスタッフさんで切り盛りされていて、アットホームな雰囲気。
カウンターで呑みながら、お店の方とおしゃべりするのも楽しいかもしれません。
女子目線で言わせてもらえば、デザートメニューがなかったので、リンゴのシャーベットなんかが一品でもあれば嬉しいかな♪
桜祭り期間中は期間限定の定食があります。
今年は4月18日から5月6日の予定。
大将の気まぐれで変わることもあるそうなので、気になる方は事前に確認した方がいいかもしれませんね。
私が行った土曜日は常に満席だったので、予約必須ですよ。
定休日:日曜祝日