ワインの予約がスタートし、ますます魅力的にパワーアップ!
青森県鶴田町に、今年10月11日オープンした「ワノワイナリー」
カフェが併設のワイン醸造所。鶴田町では第一号のワイナリーになります。
カフェスペースには、思わずうっとりしてしまうような可愛らしいスイーツの他
アクセサリーや小物の販売も増えていました。
講師の方を招いてアイシングクッキーのイベントも開催したそうです。
▼ローコレでもプレオープンの様子をご紹介していました。
プレオープン当時は、カフェのみの営業でワイン作りはまだ始まっていませんでしたが
実際にワイナリーの中に入って見学することが出来ました。
ワイン作りがスタートすると、中に入ることはできません。
まだ稼働こそしていませんでしたが、貴重な経験に感動しました。
(いつ始まるのかなー?作っている様子も直接見てみたいなー)と思っていた私に
「ワイン作り一緒にやってみますか?」と願ってもないチャンスが。
見学どころか実際に作業できる。
しかもワインが有名な観光地でお金を払って体験するような
収穫して~♪足で踏んで~♪ボトルに絵描いて~♪といったキャピキャピしたものではなく、しっかり労働!(笑)
「ワイン作りは大変ですよー、それでも大丈夫ですか?」と聞かれましたが
二つ返事で「よろしくお願いします!」と即答。
こんな機会はきっと死ぬまでにもう無いハズ!
しかも”ワノワイナリー”のワイン作りは今年が記念すべき第一回目。
すでに初回(11/1)のワイン作りは終わっており、私が参加したのは二日目の11/8。
一回目に仕込んだタンクの中を見ることができました。
パンチダウン(発酵して表面に浮いてきたガスと皮を棒で上から押して沈める作業)をやってみました。
高いところでの作業。タンクも大きく深いので慎重に沈めていきます。
上面が開放型のタンクで行われる昔ながらの方法です。
プクプクプク...と発酵して泡がたつ様子を見て「あ!ワインって生きてるんだ!!」と感動。
ブドウ果汁の糖を酵母がエサにして“アルコール”と“二酸化炭素”を発生させワインになるんだから
生きているのは当たり前なんですけどね。
ワインが好きでよく飲んでいても、「じゃあワインってどうやって作られているか知ってる?」と聞かれると
答えに困ってしまう方もいるのでは?
恥ずかしながら、この日まで私もそのうちの一人でした。
試飲してから糖度を測っていきます。
”ぶどうジュース”の姿はまるっきり消え、しっかりとアルコールです。
今回は糖度7.0 数値的には、トマト程度の甘さです。
タンクに入れた直後は糖度16.0
発酵して、糖がアルコールに変わったことで半分の値になりました。
データを残すことで、安定した生産につながりますが、最終的には自分の舌で。
こまめにチェックをして最善のタイミングを待ちます。
知らなかったことばかりで、驚きの連続!
やりきった達成感(勘違いもはなただしい)を感じましたが本日の作業はこれからです。
機械をセットして、いよいよスタートです☆
■vol.2 スチューベンを生かす~青森県鶴田町「WANOワイナリー」
■vol.3 鶴田町で生きる~青森県鶴田町「WANOワイナリー」
▼ここでは紹介しきれなかった写真や、新作スイーツのことなど。
オープンして1ヶ月を迎えた”ワノワイナリー”のこともっと知りたい方はこちらから。
定休日: