やってきました花巻駅！五月晴れの中、念願叶いSL銀河初乗車！
花巻、釜石間を走るＳＬ銀河ですが、今回は花巻から遠野間1時間半程乗ります。

ＳＬ銀河とは・・・

花巻、釜石間を春から秋の週末限定で走るＣ58 239を復元したＳＬリゾート列車。
旅客車については、宮沢賢二の童話「銀河鉄道の夜」をモチーフにプロデュース。

10時37分の運行10分前の乗車開始に合わせて、鹿踊(ししおどり）が歓迎の踊りを披露。



SL銀河の車両は4両編成。花巻から釜石に向かう土曜日は、
4号車が一番前の車両となり、4号車輛に蒸気機関車が接続されます。
今回、事前予約で取れていた席は、4号車両、進行方向の右側席！
事前予約は優先的に良い席にしてくれるようです。

席を確認したら、まずはダッシュでプラネタリウムのある1号車に行き、
プラネタリウム整理券を入手！待っている間、ＳＬ銀河乗車記念パネルと記念撮影。



10時45分～55分　プラネタリウム鑑賞。
定員10名。2畳ほどの倉庫のようなスペースが「銀河鉄道の夜」の童話の世界に変身！
ほんの10分程の上映時間ですが、現実から夢の世界の切り替えスイッチになります。


1号車、2号車、3号車には、それぞれ宮沢賢二ゆかりの展示物が掲示されています。

3号車では、宮沢賢二のコスプレ体験！



途中、宮守駅に15分程停車するのですが、
停車中ずっと歓迎部隊が踊りで盛り上げてくれます。


花巻おもてなし部隊が「雨ニモマケズ」の朗読、
「星めぐりの歌」を車内放送で生歌披露！
（おもてなし部隊のおば様の朗読・生歌も味わいありましたが、プロの録音バージョンも聞いてみたいかも！）

4号車では、ＳＬ銀河グッズも買える売店があります。


車窓からは、新緑と青空が水鏡に映る田園風景が広がり絶景！
トラクターを運転しているお兄さん、
自宅の窓から、恒例行事のように手を振るおば様、
そして、立派なカメラを抱えた撮り鉄の皆さんが撮影しながら手を振ってくれます。


あと、凄いな～！と思ったのは、宮守から遠野に向かう路線は、
一部、一般道路と並走していて、
一般の車が凄く近いのです。あきらかにSL銀河に合わせて、
車がゆっくり走行していたり、車内では皆、ＳＬ銀河をスマホで撮影している！
車のナンバーを見ると、関東、北陸、関西等、全国津々浦々。

まさにSL銀河大パレード状態！

窓を開け、石炭の煙を浴びながら、SL銀河の旅客車輛に映る新緑と煙と青空を撮影。


遠野駅には12：13に到着し、1時間20分程停車します。
乗客の皆さんが降りた後、無人のＳＬ銀河車内をパシャリ！



SL銀河で釜石まで行きたかったなぁ。
後ろ髪を引かれながら、13：10の普通列車で花巻に戻ります。


岩手県花巻の旅は本日の宿、藤三旅館レポに続く・・