店内にはおしゃれな薪ストーブがずらりと並んでいました。
薪ストーブがついていて、体がぽわ~と温かくなります。
薪ストーブは温泉に入っているような温かさが特徴で、体の内側からじんわり温まります。
この心地よい温かさがメリットなんだそう。
電気も使わないので停電時に助かります。
震災で停電した時、暖も取れたし、料理も作れたし、灯りも取れたそう。
デメリットは、温まるのに時間がかかることと、
タイマーセットが出来ないので、起きてから火をつけるという点。
薪ストーブの素材本体が温まるまで時間がかかるんだそうです。
でも一度温まると冷めずらく、薪の消費も少ないので
だるまストーブと比べると薪の消費量が半分になるそう。
専門業者が施工した場合に限りますが、安全性も確保されているそうです。
そんな薪ストーブについて最大の魅力を尋ねると・・・
ずばり、一言で 「温かさの質!!」 と答えて下さいました!
他にも気になる点をいくつか質問してみましたよ。
-どのような方が、薪ストーブを愛用されている?
農家さんや、環境問題に関心がある方が多いそう。
かさい材木店のお客様は、半分以上がりんご農家さんで、剪定した枝を使っているそうです。
-薪ストーブは環境に優しい?
木はたくさんの二酸化炭素を取り込みながら成長していて、
薪として燃やされた時に発生する二酸化炭素の量は、
成長の過程で取り込んだ量とほぼ同じなんだそうです。
なので二酸化炭素は増えないことになりますね。
木は放置されて腐る過程でも、二酸化炭素が発生するそうで、
その量も燃やした時と同じなんだそう。
燃料として燃やすと暖が取れて、さらに環境に優しいとなると嬉しい循環です。
-薪ストーブのお値段は?
種類にもよりますが、一台設置するのに50万~100万円ほどかかるそうです。
-ランニングコストは?
木材購入に月1~3万。
薪ストーブをメイン暖房にするか、補助かでも変わってくるそう。
自分で薪を集めたり、行政などの無償提供を活用したりと
やる気次第で安く済むそうです。
-木はどこで買える?
弘前だと、長島商店やホームセンターで購入できるそう。
五所川原や鯵ヶ沢でも購入出来るお店があります。
-火をおこすのは大変?
慣れるとすぐ出来る。最初はコツをつかむまで難しいようです。
-新築の時に設置しないと大変?
かさい材木店では、既存住宅への設置が4割、新築へは6割だそう。
既存住宅への設置は、薪ストーブ本体が大型機種の場合200㎏もあるので床への補強が必要。
壁や窓の素材によっては設置出来ない場所もあり、設置場所が限られてくるそうです。
その点、新築なら設置場所を最初から計画出来るというメリットがあります。
間取りや住宅性能の計画にもよりますが、薪ストーブ一台で50坪の住宅があったまるそうですよ。
-FFストーブの穴は薪ストーブに使用できる?
煙突を高い位置から出すので、使えないそう。
ペレットストーブであれば、煙突式のFFストーブなら使えることもあるようです。
-お手入れは大変?
メンテナンスは年に1回必要。
自社施工の場合は、2万円+消費税でメンテナンスをしているそうです。
薪ストーブ本体の中を解体して掃除し、煙突も屋根の上から掃除するので大変。
屋根の形状が無落雪タイプなら上がって出来るが、傾斜があると専門の人に頼まないと危ないそうです。
自分でやるのは大変なよう。
木を準備するのは大変そうですが、心地よい温かさの中で生活できるのは魅力的です。
インテリアとしてもおしゃれで憧れてしまいます。
環境にも優しく、灯を見ながらの生活は心に安らぎを与えてくれそうですね。
定休日:GW、お盆、正月