店の入り口を開けると、すぐ左手にある水槽から 生きたウナギが出迎えてくれました。
生きたウナギから捌くお店ならではの光景ですね。
うな重を注文すると「蒸すので少しお時間かかりますが大丈夫ですか?」とのこと。
構いません、待つつもりで来ています。お気遣いありがとうございます。
タレの焼ける香ばしい香りに包まれながら30分程待ったところで、うな重が運ばれてきました。
蓋をあけると、タレの香りと湯気に包まれて
まだ食べる前なのに至福の瞬間を味わえます。
お箸で持ち上げようとしても切れてしまう程のやわらかさ。
しっかりと蒸されているのでとてもふわふわでやわらかく
「噛まなくてもとろける」という表現がまさに当てはまるような食感です。
タレは甘すぎず辛すぎず、薄すぎず濃すぎず、津軽人の好きなしっかり味だと思います。
私は大好きな味です。
ご飯は少し硬めに炊かれていてタレのかかったご飯の固さは絶妙。
べちゃっとしたご飯が苦手な私にとっては
とても好みの固さでした。
お店はこじんまりとしていて席数も少なく
老舗だからこその年季の入った店内は決して綺麗ではないですが、鰻の味はピカイチです!
天然鰻の本物の美味しさを味わえるお店です。
店内は常連客と思われる方で賑わっており、「大将!今日も相変わらずうまいよ!」と言った声も聞こえてきました。
土用の丑の日の予約も受け付けています。
当日でも可能ですが、なくなり次第終了となるそうです!
前日までには予約しておかれた方が良いですよ。
定休日:日曜日