奥入瀬渓流館にある「奥入瀬ランプ工房」へ「ひょうたんランプ」の製作に行ってきました。
どんなひょうたんランプができるのかな。
工房の奥には、苔玉やその苔玉から生える樹木がたくさん!
色んな種類の小さな樹木が紅葉していてとても綺麗でした。
ランプの素材は自家栽培のひょうたん。
春に植えて秋に収穫したあと中の種を取り出して乾燥させ冬に完成したものだそう。
一年かけて作られているんだぁ。
自然のものなので同じ形がないのもまた魅力!
ひょうたんランプ作りを教えてくれるのは、
2012年からモスボール工房を構えるようになった起田(おきた)さん。
元プロレスラーという異色の経歴の持ち主で、
たびたびテレビなどでもお見かけする、奥入瀬モスボール工房の名物的なお方。
奥入瀬渓流は、岩や倒木などのいたる所にコケの生育がみられます。
コケ植物が景観的に重要な位置を占めている場所として、日本の貴重なコケの森に選定されました。
モスボール工房では、苔むした岩をこけ玉に見立てて「小さな奥入瀬」を表現しています。
色んな形のひょうたんから自分の好きなものを選んで、さっそく制作開始!
ひょうたんランプの模様は、ノープランな私。
でも大丈夫。この奥入瀬渓流のコケやシダなどの植物からインスピレーションを受けて
起田さんがデザインにしてくれています。
苔、シダ、野花、星空・・・自然のデザインがいっぱい。
私はタマゴケの胞子をデザインしたものをひょうたんランプに描くことにしました。
穴あけは、とても緊張。
大きな穴、小さな穴、きりの力加減が難しい。
反対側に突き抜けたらどうしよう。
不器用だけど大丈夫かなあ。
心配していたけど、起田さんが丁寧に教えてくれるので大丈夫。
意外と上手に出来ているかも。
楽しくなってきた!
夢中で穴あけをしているうちに形ができてきました。
時間を忘れて制作に没頭しているうちに完成!
ランプを点灯した時は感動!
灯りが灯った姿を想像して作っているけれど、それ以上にキレイ。
ひょうたんの形は一つ一つ違います。
世界でひとつのオリジナルランプが出来上がりました。
やさしい灯りで奥入瀬を表現したランプ。
奥入瀬で出会った自然を表現して、小さな奥入瀬を持ち帰りました。
奥入瀬ランプ工房は、奥入瀬モスボール工房と一緒になっています。
ひょうたんランプ作りのほか、こけ玉作り体験もできる工房です。
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定休日:年中無休