少し温かくなってきたとはいえ、まだ寒く快適に過ごす為には
あったかインナーがかかせませんね。

今やインナーはただの肌着ではありません。
各社から様々な名前の機能性インナーが販売されています。

でもメーカーによって違いがあるのだろうかと気になりますね。
ということで、気になる6種類の機能性インナーを比べてみました。

・機能性インナーって？

機能性インナーって言葉、良く聞くけど何かわからないという方も多いのでは？

機能性インナーは体の汗などの水分を吸収して熱に変えて保温するというものです。
どのブランドも機能としては同じようです。

・素材は違うの？

まずは機能性インナーで使用されている素材別の特徴を見てみましょう。
どれも下着の素材としてはなじみのある素材です。

・ポリエステル・ナイロン
強度が強く軽く、乾きやすい

・キュプラ・レーヨン
吸・放湿性にすぐれ絹のように光沢がありなめらか

・アクリル
羊毛に似て柔らかく、暖かみのある肌触りが特徴

・綿
吸・放湿性にすぐれ柔らかく肌触りが良い

素材の特徴がわかったところで各商品を見ていきます。
機能としては同じですが、各ブランドで使用されている素材はそれぞれ違います。

※モデル　身長153cm
　着用サイズはユニクロ　ヒートテックSサイズ、PJがLサイズ、それ以外は全てMサイズです


ユニクロ

　

イトーヨーカドー　



ゼビオスポーツ　



ピーチジョン



ほとんどがレーヨンでできています。
吸・放湿性、光沢感がありしっとりとした生地です。

重さは？

一番軽いものがゼビオスポーツのHEAT-X AIRACTで77ｇ。
とっても軽くて着ているという感覚はありません。

一番重いものがピーチジョンのIt’s FittyモダールBABAで135ｇでした。
ワキには抗菌防臭・消臭加工を施した汗取りパッドがついている他、
素材がほとんどレーヨンで出来ている為、軽いものと比べると少し重みはありますが、
着用すると気になるほどではありません。

襟ぐりや袖の長さは？

襟ぐりに関しては形状が同じでも、着用するとブランドによって結構違いがあったりするもの。
上に着る洋服によっては見えるものもありますね。
レイヤードスタイルで機能性インナーを見せて着る場合はいいですが、見せたくない時もあります。

今回比べた6種類の袖は、7分袖から長袖(10分袖)まで。
表記の長さは違っても実際に来てみると袖丈が同じくらいもものもありました。

ユニクロ　エアリズム(7部袖)は、着用時も表示と同様に7分袖くらいです。
PJ It’s FittyモダールBABA(9分袖)は、エアリズムに近く、8分袖くらい。

ユニクロ　ヒートテック(8分袖)は完全に手首が隠れる長さ。
ゼビオのヒートクロスとイトーヨーカドーのボディヒーターは、手首が見える9分袖くらいでした。

ユニクロ　ヒートテックはトップスの袖が長くないと袖口から見えそうですね。

価格※2015/3/10時点　定価の税抜表示
　　 　　　 　　　 　　 　　 　　　 　　　 　　 　　 　　　 　　　 　　 　　 　　　 　　　 　　 　　 　　　 　　　 　　 　ユニクロ　HIATTECH 990円　(税別)
ユニクロ　AIRism 990円　(税別)
イトーヨカドー　BODY HEATER 1,190円　(税別)
ゼビオスポーツ　HEAT-X AIRACT 1,194円　(税別)
ゼビオスポーツ　HEAT-X 裏起毛仕上げ 1,842円　(税別)
ピーチジョン　It’s FittyモダールBABA 2,482円　(税別)

価格を比べてみると、ユニクロ、イトーヨーカドー、ゼビオスポーツのエアアクトが 千円程度で購入できます。
ゼビオスポーツの裏起毛仕上げは、厚手なので少し値段が上がります。

ピーチジョンは更に値段が上がりますが、生地の高級感やしなやかさ、
汗取りパッド付きなどを考えると納得です。

春、夏商品のユニクロ　エアリズム以外は、現在プライスダウンしています。
着たことのない商品をプライスダウンで手に入れるのがお得かも。

▼比較結果の記事に続く～
http://locolle.com/?page=article&id=902