加湿器の種類と違いあれこれ|青森県/弘前市|LIFE|Locolle ローコレ

加湿器の種類と違いあれこれ

PR
秋から冬、空気が乾燥して、喉が痛い。

そんな時活躍する加湿器。

お肌の乾燥を防いで、うるうるで過ごしたい!
また湿度を保つことでインフルエンザなどの感染症の予防にもなります。

しかし、一言に「加湿器」と言っても色々種類があるんですね。

・気化式
・スチーム
・超音波
・ハイブリット

...何がどう違うのか??どれを選べばいいの??
電機屋さんで固まってしまいました。

今回はそれぞれの特徴やメリット・デメリットをまとめてみました。

■「気化式」

画像は べンタ エアウォッシャー ※画像は///ventaオフィシャルサイト///からお借りしました。
◆メリット
スチーム式と違いヒーターを使わないので噴き出し口が熱くならず安全
消費電力が少なく電気代が安い
空気清浄機のデザインに似ている物も多く高級感がある
◆デメリット
加湿能力が低く、本体も大型の物が多い
フィルターの交換がいらないタイプも出てきてはいるものの、手入れや交換が必要な物が多い
ファンが回る音がうるさい
本体の価格が高い

気化式は、加湿器内部のフィルターに水を通し、そこにファンで送った空気を送り込みます。
空気清浄機やイオン発生器などに搭載されている加湿機能は、
この方式を採用している場合が多いです。

メリットは消費電力が少ない点。省エネをしたい場合にはピッタリです。
また、水滴が目に見えないほど小さいため、
カビなどの菌を部屋に撒き散らしてしまう心配も少ないです。

気になる人は念のためタンクの水を消毒したり、フィルターが除菌仕様の製品がいいと思います。
デメリットは、素早く加湿できないという点と、ファンを使うため比較的運転音がうるさめな点。
「加湿器から出てくる風が冷たい」というのもデメリットではありますが、
暖房と併用すると影響は少ないです。

■「スチーム式」

画像は ±0スチーム式加湿器Z210 ※画像は///±0オフィシャルサイト///からお借りしました。
◆メリット
本体の価格が安い物が多い
加湿能力が高く、広い面積でも十分加湿できる
水を沸騰させて蒸気にするタイプなので、細菌などが死滅する為に衛生的
◆デメリット
消費電力が大きく電気代がかかる
噴き出し口から高温の蒸気が出るので注意する必要がある
ミネラル分が残るので掃除が大変

スチーム式は水を沸騰させてその蒸気で加湿する方式。
煙のように見える水蒸気が出てきます。
水滴は大きめですがいったん水を沸騰させた時点で滅菌されるため、
蒸気に生きたままのカビなどの菌が入る可能性は低いです。

デメリットは水を沸かすため消費電力が高い点と、素早く加湿できないという点。
スチーム式ではタンク内に白いミネラル分、いわゆる「カルキ」が発生することがあります。
ちょうど電気ポットを使っていると溜まってくるのと同じ。
これを取り除くには、電気ポット用のクエン酸の洗浄剤などを使う必要があります。

■「超音波式」

画像は PORISMADEサブリエ ※画像は///PORISMADEオフィシャルサイト///からお借りしました。
◆メリット
消費電力がとても少ないので電気代が安く、本体価格も安い
小型ながら加湿能力は高く、スチーム式と違い噴き出し口は熱くならないので安全性が高い
さまざまな形の商品がありデザイン性が高い物が多い
アロマや次亜塩素酸水などを入れる事ができる
◆デメリット
水の中のミネラル分も一緒に飛ばしてしまうので地域によっては家具などに白い粉がつく
他の加湿器と比べて価格は安いが壊れやすい
清掃を怠り水の中で細菌などが繁殖してしまうと、それらも一緒に微粒子化してしまう為
加湿器病につながる可能性がある

超音波方式は超音波を発生する小型スピーカーを加湿器内部に備え、
これを水に浸すことで水を超音波で細かく砕いて、煙のように見えるミスト状にするというもの。
“煙”が目に見えるのは、気化式に比べると水滴が大きいためです。

超音波式のデメリットは、水が傷みやすい点。
ある医療機関によれば、水道水の殺菌をする塩素が超音波ですぐに蒸発してしまい、
後には殺菌成分のない水が残ってしまうため、水が傷みやすいということです。
さらに超音波式は水滴が大きいため、水にカビなどが発生していると
水滴に乗って部屋全体に菌を撒き散らかしてしまう恐れもあるといいます。
おまけに、加湿器内部をこまめに清掃しないと“加湿器病”というアレルギー性疾患に
かかってしまう場合があるらしいのです。

最近の機種では、水を浄化する抗菌カートリッジなどを備えたものもあります。
そのような仕組みがない超音波式の加湿器は恐らくかなり安価ですが、
安全性を優先するのであれば使用を控えた方が良いと思います。
また、抗菌作用がなくなったカートリッジを使い続けるのも避けたほうが良いです。

■「ハイブリット式」

画像は ダイニチ HD-5016 ※画像は///ダイニチオフィシャルサイト///からお借りしました。
◆メリット
加湿のパワーが欲しい時は温風で、湿度を維持したい時は送風だけに切り替えられるので省エネ
噴き出し口が熱くならないので安全
気化式と同じく高級感がある物が多い
◆デメリット
気化式と同じくフィルターの手入れや交換が必要な物が多い
ファンが回る音がうるさいと感じるかもしれない
本体の価格が高い

気化式にヒーターを加えた“ハイブリッド式”は、気化式のデメリットである「素早く加湿できない」「風が冷たい」というデメリットをフィルターに温風を当てて克服しています。
加湿スピードも早く水滴の付着も見られないので、
全体的にバランスが取れていると言って良いと思います。

難点はヒーターを使うため、消費電力が多いこと。
また気化式同様に、ファンの音がうるさく感じられるかもしれない。
また「超音波式とスチーム式」「超音波式とヒーター式」などの
別なハイブリット式も出てきています。


▼結局どれがいいのかしら?目的別におすすめの種類をご紹介します。

・素早く加湿したい! 加湿能力で選ぶなら・・・
 「ハイブリット式」 or 「超音波式」

・お手入れは簡単に! お掃除のしやすさ、メンテナンスの楽さで選ぶなら・・・
 「スチーム式」 or 「気化式」

・安いのがいい! 価格で選ぶなら・・・
 「スチーム式」 or 「超音波式」

・ずっと使うなら電気代が心配。 省エネ性で選ぶなら・・・
 「気化式」 or 「超音波式」

・見た目重視! デザインで選ぶなら・・・
 小型では「超音波式」 or 大型では「気化式」 or 「ハイブリット式」

・音が気になる! 静かさで選ぶなら・・・
 「スチーム式」 or 「超音波式」

・子どもやお年寄りに優しく! 安全性で選ぶなら・・・
 「気化式」 or 「ハイブリット式」

自分の用途に合ったものを選んでこれからの乾燥の時期を乗り越えていきましょう!!
ジャンル
LIFE / 加湿器
エリア
青森県 / 弘前市
投稿日
2015.12.4
制作者
Reporter HalyEditor さいかmyu
プレイスインフォメーション
Locolle ‎
〒036-8104 青森県弘前市扇町2丁目4−3
営業時間:
定休日:
詳しくみる
Locolle ローコレ TOP
記事検索
店舗・施設検索
グルメ
イベント
特産品
クラフト
特集
建築・アート
LIFE
Model
Photographer
店舗・施設ログイン
新規掲載について
お問い合わせ
利用規約
運営 Aggregate
Locolle ローコレ TOP