iPhoneが手軽に熱探知カメラ、つまりサーモグラフィーになることを知っていますか?
アメリカのFLIR Systems社(フリアーシステムズ)から発売されている、スマホ用サーマルカメラ「FLIR ONE」という商品。
このカメラ付きケースをiPhoneのコネクターに接続するだけで
赤外線映像として、静止画、動画で記録可能。
サーモグラフィーで見ることができるのです。
「FLIR」とは「forward looking infra-red」(前方監視赤外線)の略語で
そういったシステムを指す名詞です。
特に航空機や軍用機に搭載され前方の赤外線画像をビデオカメラで撮影することにより、
夜間や悪天候時の操縦を可能としています。
サーモグラフィーというとテレビの撮影や、空港で海外からの帰国者の
体温測定にも使われていますね。
他に工場等の専門分野で使用され高額なカメラといったイメージですが
「FLIR ONE」はちゃんとサーモグラフィーになってるの?という疑問が生じます。
とにかく取り付けてみましょう。
商品を開けるとケースとカメラの二つが入っています。
まずは、ケースをスマホに装着します。
ケースを装着したスマホを更にコネクタに差し込みながらカメラ内臓のカバーと接続します。
装着が終わったらApp Storeから「FLIR ONE」のアプリをインストールしたら、準備完了。
ほんとにサーモグラフィーで撮れるの?と半信半疑。
アプリを起動して指示通りにカメラのシャッターを開くと、画面に映るいつもの風景がサーモグラフィーで映っています!
すごい!が第一印象。
実際に何か撮影してみましょう。
ネコを撮影。生き物なので温かいです。
こうしてみると改めて命の重みを感じますね。
餌を食べ終わったネコがいなくなってから床を撮影。
足をついていた場所は肉球から温度が伝わり温まっていて
ネコがいなくなった後でも床に温もりが残っているのがわかります。
これは本物のサーモグラフィーだ!
さっきまで普通のiPhoneのカメラだったのにすごい!
どんどん撮ってみましょう!
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iPhoneが赤外線サーモグラフィーカメラになる(2)