5月31日に田舎館村役場東側水田で、田んぼアートの田植えが行われました。
小雨の降る中、受付が始まりましたが開会式が始まる頃には、雨も上がり田植え日和に。
会場には、例年にも増してたくさんの人が集まっています。
会場アナウンスによると、事前受付で既に1,700人の申込があったそうです。
当日受付も合わせると、参加人数は1,800人。
「1,000人の力で田んぼに巨大なアートを」と行われてきた田んぼアートが、
今では1,800人の人達が参加するビックイベントとなっています。
海外の方もちらほら。中にはタイからの修学旅行生も。
子供たちが、習いたての英語で話しかけていました。
国内外から、この巨大アートに参加したいという人達が増えているようですね。
開会式終了後にはサプライズゲストのよさこいチーム「AOMORI花嵐桜組」が
演武を披露してくれました。
2015年の演武のテーマが田んぼアートということもあり
田んぼアート田植えにふさわしい幕開けとなりました。
開会式が終わると水田に移動して、田植え開始です。
植え方がわからない時は、近くの人に聞けばオッケー。
堅苦しいことはありません。
一般参加の人は、図柄の大きな部分を植えていきます。
アートの細かい部分は、本格的な田植えスタイルのプロっぽい人が植えています。
茅打ちされた部分は種類の違う稲で植えられます。
間違えたら大変!
機械で植えることが当たり前となった今、昔ながらの手法での田植えは
なかなか体験できないものです。
幼児や小学生はおおはしゃぎ。
お家のかた、お着換えの用意は大丈夫ですか?
しりもちついて、スボンが泥んこ。
昔と違って泥遊びの機会もなかなかないもんね!
今日は、泥んこになったっていいんだよ。
中学生の部活単位での参加も目立ちます。
中学生も泥に入るとまだまだはしゃぎたくなるようです。
田植えの後は、泥を洗い流して昼食をいただきます。
外で体を動かした後の豚汁とおにぎりは最高に美味しい!
おにぎりは、一人に二個ずつ。
こんなにたくさんの人数分を作るのは、きっと大変だったでしょうね。
田んぼアートの展望台からの見学は、田植え翌日の6月1日から始まっています。
見頃は7月頃ですが、6月下旬頃にはアートがはっきりとしてきます。
今年のテーマは「風と共に去りぬ」。
複雑な図柄が稲でどう表現されるのか楽しみです。
定休日: