初夏の風物詩の一つ宵宮。

神社が多い弘前では毎日のように打ち上げられる花火で
「今日はどこの宵宮？」と大人でもなんだかわくわくしてしまいます。

今回は青森の夏を紹介する企画として最勝院の宵宮に浴衣姿のKaoriさんと一緒に行ってきました。


最勝院・八坂神社
最勝院の宵宮は弘前市内では随一の人出を誇り露天の数も津軽地方最大規模です。
最勝院の宵宮は初めてというkaoriさん。浴衣がとても似合い、綺麗です。

宵の時刻より早く散策に出かけましたが早くも参拝客が見られました。

本堂に向かう途中の左手にある鐘楼「平和の鐘」。
はじめて鐘を撞くkaoriさん。どのくらい響くのかな？とドキドキです。
「皆が健康でありますように」
「皆が幸福でありますように」
「争いのない平和な世界でありますように」
心をこめて、鐘を撞きました。

手水舎
仏様へご挨拶をする前に手水舎で身を清めます。


立派な本堂。
厳かで重厚な空気が漂っていました。
お賽銭を入れ鐘を鳴らしたら柏手は打たず合掌して祈願します。
ボーンという鐘の響きを体全体で感じながら煩悩を捨てましょう。

この例大祭は「牛頭天王尊」の御縁日です。

五重塔
国指定重要文化財であり文化財の指定説明に「東北地方第一ノ美塔ナリ」
と記されている程均整のとれた美しい佇まいです。
大きくそびえたつ立派な姿にしばらくの間見とれてしまいました。

第一層の蟇股には十二支が記されていました。
「戌」を見つけてはしゃぐkaoriさんがとてもかわいらしく印象的でした。
自分の干支を探すのも楽しいですね。


参拝のあとはおみくじを引きました。
「恋みくじ」「七福神みくじ」「幸福みくじ」・・・
種類がたくさんあって悩みますね。
結果は「末吉」。
教えをしっかりと胸に刻むことが大切ですね。すべて読み終えた後しっかりと結んできました。

露天巡り
金魚すくいに挑戦しました。
幼い頃、宵宮の度に「金魚すくいがしたい」と母に懇願したことを思い出します。
狙った金魚を隅に追い詰める作戦。

kaoriさんの浴衣の柄にも金魚が泳いでおりとても絵になる光景でした。
紙で3匹もすくいました。
とても上手でびっくり！kaoriさん本人もびっくり！

「かき氷」で小休憩。
「いちご」「メロン」の定番の味以外にも「トマト」「シーソルト」等変わり種がたくさんありました。
アセロラ味をチョイスしたkaoriさん。
嬉しそうな笑顔がとてもかわいいです。

ソースの良いかおりに誘われてたこやきを購入。
熱々でいただきます。

「おめん」「ヨーヨー」「射的」等古くから親しまれ受け継がれてきたものをこの先もずっと大切にしていきたいものです。

ばら売りの花火を買うのも宵宮の楽しみのひとつですね。

短い東北の夏。青森ならではの夏の感じ方、楽しみ方があります。
弘前では、今後もまだまだたくさんの宵宮が開催されます。
浴衣を着て、夕涼みにでかけませんか？