青森県弘前市にある『藤田記念庭園』
手入れが行き届いた6600坪の日本庭園で四季折々の花が楽しめる。
弘前公園から隣接している事もあり人気の観光スポットだ。

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ここ数年、外国人観光客の姿が目立つ弘前市。
快適に過ごしていただけるように観光事業へ力を注いでいる。

2017年7月23日
外国人を含む観光客の休憩施設として「クラフト＆和カフェ 匠館」がオープンした。

国の登録有形文化財である考古館を新装したカフェ。



藤田記念庭園のチケット売り場のすぐ脇にあり
入園しなくても利用できるようになっている。

パスタランチ２種・スイーツ各種・ドリンクの他
シードルやクラフトビールも楽しめる。
いすれも県産品と手作りにこだわっている。

暑い日が続く弘前市。
匠館のこだわりがつまった【生メロンみるくのかき氷】をいただいてみた。



ふわふわの氷につがりあんメロン(青森オリジナルの高級メロンの総称で現在５品種)が
贅沢にトッピングされている。
シロップはメロンをそのまますり潰したかのような優しい甘さでミルクとの調和がほどよい。
ボリュームがあるので温かいドリンクを飲みながらシェアしていただくことをオススメする。



11：00～14：30までオーダー可能
和パスタより【夏野菜と津軽のりんご酢冷製パスタ】

夏野菜が盛りだくさん。鮮やかな彩りに食欲が沸く。
りんご酢でサラダと細い麺を和えている。
酢といってもハチミツが入っているのでそこまでの酸味はない。
さっぱりとした味わいで夏バテした身体にも優しい。

セットで付いてきた小鉢と冷製スープ(じゃがいも)がとても美味で印象に残った。
スープに関しては他の席からも驚きの歓声が上がっていた。

地元の職人が手掛けた内装。食器にまでこだわりが感じられる。
グラスの底にはこぎん刺しが。



食事をしながら工芸品にも直接触れられるのは嬉しい。
弘前の職人による津軽塗・こぎん刺し・藍染め等展示・販売も行っている。

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観光客ならずとも有意義な時間を過ごせる「クラフト＆和カフェ 匠館」
普段のカフェ使いもよし。観光としても新たな人気スポットになるであろう。



▼2017年11月4日(土)の日本経済新聞の第一面に掲載された
　全国にある『文化財カフェ』のランキングに選ばれました。藤田記念庭園内・大正浪漫喫茶のリポートはこちら



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